自動車の買い替えについての基礎知識を伝授

自動車を買い替える機会というのは、人生においてそれほど多くは訪れません。毎年毎年買い替えている人もいるかもしれませんが、普通は一度購入した車を数年間乗ってからまた新しい車に買い替えるものですからね。となれば、車の買い替え経験が豊富な人というのは、意外といないということになります。それはつまり、その買い替えが正しいものだったのかどうか、損をしていないかどうかを判定できない人。それ以前に、損とか得とか、正しいとか間違っているとかが車の買い替えにはあるということ気付かない人が多いんです。

そこで、車の買い替えについての基礎知識を伝授したいと思います。知っている人からすれば当たり前のことではあるんですが、意外と知らない人が多いということで。

まず、車を買い替えるタイミングは「車検前」がいいということです。車検がたっぷり残っている車はその分高く売ることもできますが、そのために車検費用を払うのももったいないです。
(参考:最近の自動車の買い替え事情はどんな感じ?

車検が切れる少し前くらいのタイミングで新しい車への乗り替えを検討しましょう。

次に、買い替え時の下取りについて。車を別のお店で売却してから新しい車を購入。または新しい車を購入してから売却というのは、ちょっともったいない場合があるんです。そのほうが高く売れるのであればそれでいいんですが、購入するお店で下取りに出すとその分新しい車の値引き交渉がしやすくなります。下取りに出す車にもよりますが、交渉の余地があるというのは非常に大きなメリットなので、まずは下取り査定をし、別店で売った方が明らかに高いということであれば下取りをやめる、という手順にしましょう。

他にも、新しい車を選ぶ基準やお店の選び方、中古車購入ならチェックするべきポイントなどたくさんあるのですが、まずは基本中の基本というところではこんな感じでしょうか。もちろん人それぞれ、車それぞれで変わる部分もありますが、参考にしてみてください。