高級住宅地に住むなら高級車に買い替えなければ

社会的なステータス、それは生きる上ではそれほど必要ではないにもかかわらず、なぜか人間が求めてしまうものです。そのステータスを表すものとして挙げられるのが住宅、そして自動車ではないでしょうか。この二つは人生の中に置ける二大と呼べるほどの大きな買い物ですので、その二つの価格や見栄えでその人の経済力まで丸わかりな状態になります。そのため、この二つを見栄え良くすることが社会的ステータスを向上する上でかなり重要なポイントとなるのです。さて、それでは住宅について高級な住宅を、高級住宅地に建てて住むとしましょう。そのような生活を送るならば、住宅を高額なものにするのではなく、自動車の方も高級車に買い替えなければならないでしょう。

高級住宅地に住むイコール高級車に買い替えなければならない、というのはあまりにも胆略的な考え方であり、ナンセンスであると思われるかもしれません。そこまであからさまに高級な生活をコーディネートしなければならないのかという風に露骨に捉えられますが、ある意味でそのような露骨な状態が常態化しているのが高級住宅地であり、そして日本人の村八分主義であると言えるかもしれません。
(参考:自動車を買い換えろと駄々をこねる息子にうんざり

村八分主義というのは、つまりのところ自分たちの集落の流れに添えないような人間は部外者として扱われてしまうということです。高級住宅地という場所に住む以上は、その住宅地に合わせて高級車に買い替えを行わなければ、その住宅地では村八分扱いになってしまうと言えるでしょう。

このような理由から、もし本当に高級住宅地に引っ越して住むとなるのであれば、本当に高級車に買い替えを行わなければならないと思います。あまりにも馬鹿らしいと客観的に見て思われるかもしれませんがこれが現実なので、仕方がないでしょう。そしてこういった足並みを揃える上で、高級住宅地に住むために背伸びをして高級車を買い替えるなどで生活が破綻する人も多く出ています。